DEFECTIVE 100×35

【DEFECTIVE 100×35】は、注染職人と私たちが考える、品質基準に満たない染めのムラやにじみ、染料の汚染や、生地の織りキズ等がある【100×35】です。3種類の【100×35】(¥1,200 / ¥1,400 / ¥2,000)が1枚ずつ、3枚セットになっています。

 

正規の【100×35】と【DEFECTIVE 100×35】を区別するため、端に『B』のスタンプを押しています。(スタンプの位置は商品によって異なります)

色味は重複しないよう配慮しておりますが、時期によっては偏る場合がございます。

色ムラやにじみが全体に見られる商品、気が付かないほどに小さな織りキズの商品など、程度に差がありますが、バランス良くお届けできるよう配慮しています。

3枚がひとつの封筒に入った簡易包装です。事前に梱包した状態の中から、無作為に選んだものをお届けいたします。商品の特性上、プレゼント包装、および返品交換は不可。

正規の【100×35】のラベルは個別についておりません。キズがある商品であること、および注染について記載したカードを一枚同封しております。

色ムラやキズには、印を付けています。ご確認の上ご使用ください。

※正規の【100×35】についてはこちらでご覧ください。

■高橋理子より■

私は人の手から生み出されたものに向き合う時、そこに見え隠れするゆがみやにじみといった“趣”に愛着を感じながらも、必ず考えることがあります。

この“趣”は、最高の技術で完璧を目指して作り上げたものに現れた、技法や素材の性質ゆえの「あじわい」なのか。それとも、「粗」や「欠陥」なのか、と。

注染は大胆かつ繊細な染色技法です。気温や湿度など、天候の影響を受けやすく、熟練職人の高い技術を持ってしても、すべてを完璧に仕上げることは至難の業です。しかしながら、手仕事だからと、ゆがみやにじみなどを、安易に「あじわい」という価値に置き換え許容してしまうことは、作り手の甘えを生み、技術の衰退を招くことにも繋がります。

私と、高い意識と技術を持った注染職人は、妥協のない仕事の中で、注染ならではの“趣”にしっかりと向き合い、「あじわい」と「欠陥」の区別を曖昧にせず、より良いもの作りを目指し、厳しい基準を定め取り組んでいます。

“趣”に対する基準は人それぞれですが、私たちが思い描く完璧な姿に限りなく近い【100×35】が持つ「あじわい」と【DEFECTIVE 100×35】が持つ「欠陥」が、もの作りの背景に思いを巡らせ、ひいては手仕事の本質に向き合うきっかけになることを願っています。